【吃音】挨拶や困っている言い回しは勘弁

 お疲れ様です!吃音と戦うF丸です。今回は短めながら、表題のように「挨拶や決まった言い回し」の辛さについて、端的に語っていきます。

 日本に限らず、世界中で挨拶というのは非常に大事なものですよね。近頃は挨拶をしない新人がいる、、とかでネットで反響になっていましたが、大半の方は挨拶をされていると思います。挨拶なんて、一番簡単だよね!という人。それは正しいと思います。一言気持ちよく声をかけるだけで相手に好印象を与えられるのですから、こんな便利なツールはありませんね。しかし、私は挨拶は嫌い、ではなく苦手です。毎日の通勤時、「おはようございます」と帰る時の「お先失礼します」は難しい。笑笑

結論、ちょっと長いフレーズなんですよね。この二つ。しかも私が苦手な母音の一つ「お」で始まるという、なんとも言えないんです。噛んだらどうしよう、、言葉が出てこなかったらどうしよう、、いつもオフィスに入る時は不安で襲われます。私の会社は優しい会社ですが、営業会社のようなところだったら挨拶ができないやつ認定されていたかもしれません。笑 それくらい、吃音を持つ人にとって挨拶は難しいものだと思うのです。

言い回しも同じです。日本は言葉遣いを重んじる文化ですので、丁寧語、尊敬語がありますよね。これがまた長い。「〜します」が「〜させていただきます」と、同じ意味の文章が3倍の長さに変貌を遂げるのです。日本語は独自性があって面白いとは思いますが、長く慣ればなるほど「噛んだらどうしよう」「吃ったら、、」と不安が湧いてくるのです。いやあ、勘弁してほしい。笑

 現状吃音を完治させる秘薬は存在しませんので、私が普段取り組んでいる対処法を紹介しましょう。大それたものではありませんが、、それは何かというと、、

先頭の言葉を省略する

 これは挨拶のみならず、いろんな場面で使えますね!笑 例えば、「おはようございます」だと先頭の「お」を抜いて「はようございます」。「お先失礼します」だと「先失礼します」。日本語は長いですし、周囲の人が挨拶を一語一語噛み締めて聞いていないので(そんなことしてる人がいたら「仕事してください!!」と言った方がいいでしょう、、)省略していいのです。以前、「水曜日のダウンタウン」という有名な検証番組でタレントの春日さんが、知り合いの方にどこまで言葉を省略して伝えられるかという検証をやっていました。記憶は朧げですが、「ありがとうございます」等の言葉をどこまで短くできるかやっていたのです。そしてその結果、「あす!」、つまり中の八文字を全て抜いた状態でも何も指摘されなかったのです!!これは私にとってもかなり勇気づけられる出来事でした。意外とみんな、人の挨拶や言い回しにこだわりがないのか、それとも別に指摘するものでもないと思っているのか、それは分かりませんが、とにかく多少不完全な挨拶でも、気持ちがこもっていればいいのだとわかったのです。

 みなさん、出づらい言葉があったらどんどん省略しましょう!言えることだけ言えばいいのです。

それでは短かったですが、また次回!

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